現パロ 沖斎 甚平萌え。




―お前に溺れ、堕ちていく。


緋と碧が交ざる時。



「暑い。」

普段なら暑さなど気にならないのだが今日は違う。
甚平を羽織っているのだから尚更、涼しいはずなのに。
「総司、暑いから離れろ。」
下を見ると子供のような
いたずらな笑みを浮かべ見上げてくる、事の元凶。
「だって、一君ってひんやりしてて気持ち良いんだもん。
髪の毛だってふわふわしてるし、可愛い。ね、だからいいでしょ?」
可愛いという言葉に自然と顔が紅くなる。
その反応がいけなかったのか、さらにすりよってくる。
「抱きつかれていては互いにかき氷が食えぬだろ。だから、どけ。暑い。」
と言ってしっしっという仕草をすると
総司は仕方ないなぁといいながら 俺のかき氷を一つ頬張った。
「総司、それは俺のだ。」
と言うと総司はにこりと笑みを見せた。
「うん、知ってるよ。」
と言って今度は自分のかき氷を総司は頬張った。
「こうすれば…ね? お得でしょ?」
と言って総司の口内から 俺の口内にかき氷を注ぎ込まれた。
冷たい感覚と共に、口内でブルーハワイとイチゴが交ざりあう。
緋と碧が交ざりあう先は何処か。


―何時からお前に溺れてしまったのだろうか。

溺れてしまった先は地獄だろうか、天国だろうか。
碧の魅力の魅せられて 俺はお前の掌で踊り続ける。
絡みつく様な この甘い痺れを求めて
俺はいつまでもお前に溺れ続ける。

永遠に永遠に。








おまけ――――――――――――――――


「一君って可愛い趣味してるよね。」
「何の話だ。」
「かき氷の話だよ。
イチゴを頼んだだけでも女の子みたいって思ったのに、練乳まで頼んじゃってさ。
普通の女の子より可愛い趣味してるよ。」
「そんな事はない…はず、だ。
土方先生が薦めてくれたんだ。
美味しいからやってみろと薦められたから、やってみただけだ。」
「え、じゃあ初めてなの?」
「…。」
「何回かあるんだ。 何回食べたの?」
「三回程…。」
「って、何でも良いだろ!」
「え、逆ギレ。 一君大人げな―い。」
「うるさい。これは逆ギレとは言わない。
元はと言えばお前のせいだろ。」
「一君。僕は君を誉めただけだよ。女の子より可愛い趣味してるねって。」
「うっ、うるさい! 余計なお世話だ!お前だって…(ry…。

らぶらぶぼんばー。(笑)
一君は結構大人げないと思います。
小学生レベルの戦い。
負けはもちろん、一君です。(笑)
縁日ネタで描きたいなぁ。
気が向いたら頑張る。

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